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《腰痛改善》背骨１つ１つをコントロール

クオリア整骨院、院長の伊野です。今回は【腰痛改善】背骨１つ１つのコントロールについて説明します。

慢性腰痛の改善に必要な要素は動作のコントロールです。動作が正しくできる人は姿勢も綺麗で動きがとてもしなやかです。ストレスを限られた局所部分に集中することが減ります。

【腰痛の発症部位と理由】

腰痛の多くは腰椎の上下にある股関節と胸椎の可動性が低下し、その代わりとして腰椎が庇うことになり痛めてしまう結果になります。特に腰椎4・5番、仙骨１番部分に発症します。ここの部分だけに動作が集中しないようにしなければなりません。そのためにも胸椎と股関節の可動性の獲得し、その上で体幹の安定性を高める必要があります。

【ローカル筋のコントロールが動作の鍵】

グローバル筋とローカル筋の共同作業が大切で、出力のバランスと使われる順番をコントロールできることが重要です。

動き出す時にグローバル筋（表層の大きいアウターマッスルで瞬発的に大きな力を出す）が先に動いてしまい体幹（背骨の安定感）が不安定なまま大きな力を発揮してしまうと動作全てが不安定になってしまいます。これはコントロールができず、局所にストレスが集中している動作です。なのでローカル筋に対する 運動を反復し、コントロールできるようになることがまず大切です。

ローカル筋の獲得ができれば、背骨一つ一つをコントロールし、脊柱全体がしなやかに強調し、その動きが手足に伝達し、動作のパフォーマンスが向上していきます。これが長年の腰痛や反り腰といった歪みを改善するために必要な要素です。

【固有受容器が姿勢や動作の制御します】

当院でも、呼吸やエクササイズで体幹のローカル筋を刺激して、脊柱のコントロールができるようになることを目的としたトレーニングから行っています。

この機能がうまく働くことで、 ローカル筋である腹横筋や多裂筋にたくさん分布している固有受容器といったセンサーの役割を持つ器が活発に働くようになり【動きすぎだよ】【この動作にはこれくらいの力の発揮が必要だよ】と言う指令を 脳に出し、脊柱の安定感がより良くなります。逆に機能していないことで日常動作や姿勢の歪みに気づけず、腰痛などが起きやすくなっています。

【背骨のコントロール】

今回のエクササイズの目的は

①背面の筋肉が伸ばされて、腹側の筋肉を活性化！

②三半規管への刺激で姿勢制御、動作時のバランス感覚UP！

③背骨の固有受容器を刺激して、動作制御能力を活発に！

手順１　体育座りになり、両手を両太もも裏を掴み、背中を丸めます。

手順２　１の姿勢のまま後ろに転がります。

　

手順３　そのままの勢いで元の姿勢に戻ります。

《注意点》

①肩が上がらないようにする

②膝と胸元の距離感を変えないようにする　

③目線は常に膝の少し上を見て、首が上向かないようにする　

④背中の丸みを意識して自然と転がるようにする（できない方はまず、背中を丸められるようなエクササイズから）

背骨を地面に当て、刺激することで固有受容器を刺激することが何よりも今回のポイントです。筋肉のバランスよりも身体の運動制御能力が姿勢や動作に必要な要素ですので！

『身体か傾いている』『肩が上がっている』『腰が反っている』など、状態の把握ができないと修正ができないのでできる方からエクササイズやってみましょう！

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Instagramでも、痛みや不調の根底にある姿勢や動作のエラーや正しい体の使い方をする上での正しい知識を載せていますのでご活用頂ければと思います。https://www.instagram.com/qualia_seikotsu/

【クオリア整骨院】

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施術歴13年、2万人以上の施術実績で船橋市外からの紹介予約も多数🙇‍♂️

体の痛みや不調の改善だけでなく、年を重ねても動ける体、綺麗で引き締まった体に整えることに取り組みます。

自律神経・呼吸・動作・骨格・筋肉へのアプローチで姿勢、動作、痛みの改善

セルフケアや栄養指導で施術以外での最良アプローチで健康的な体のサポートします。

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