体が冷えることで血管が収縮して、血液が体の隅々まで行き届かなくなります。

血液は必要な栄養や酸素、水、ホルモン物質、白血球などの免疫物質を運び届け、様々な場所に蓄積された老廃物を取り除きながら運んでいます。

そのため、循環が悪くなると体に様々な悪影響が出ます。

ただ何もせず生きていく上で最低限必要なエネルギー量のことを基礎代謝と言います。

人間は消費するエネルギーの内、約6〜7割が基礎代謝なので、それが1割以上落ちると単純に太りやすくなります。

年齢を重ねると痩せづらくなる原因の1つです。

免疫力が下がると様々なウイルスや細菌による感染症にかかりやすくなります。

また、抵抗力が下がり風邪やインフルエンザ、コロナなどになると重症化したり、後遺症が出やすくなります。

お腹にラジオ波（深層部刺激）▶カッピング▶ラジオ波（浅層部刺激）の施術を行い、腸の温度を一時的に3〜7度上げます。

腸は第2の脳と言われ、腸が健康だと便通、ダイエット、肌、メンタルケア、免疫力向上、自律神経が整うなど、様々な機能の向上に繋がると言われています。

だからこそ、体の働きのいい状態で保つために腸を温めることが必要です。

ラジオ波で深部の腸にジュール熱を送りながらお腹のマッサージを行います。

腸もみもただもむのではなく、腸の構造に合わせてもむことでしっかりと刺激が届くようになります。

筋肉の中には、アクチンとミオシンという「筋節」があります。

筋肉が縮むのは、筋肉からカルシウムイオンが放出され、それによりアクチンとミオシンがくっつき筋肉は縮みます。

逆に筋肉が緩むのは、アクチンとミオシンの間にATP（エネルギー）が入り込み緩みます。

人の体は約2,5リットルの水分を出し入れしています。
【体内水分量の割合】
赤ちゃん=80%、子供=70%、成人男性=60%、成人女性=55%、老人=50〜55%

吐く息、皮膚：900ml　便：100ml　尿：1.5リットル《排出》
食事からの水分：1リットル代謝水：300ml
飲料水：1.2リットル《吸収》

摂った水分は腸から吸収され、血液になって全身へ循環し皮膚、内蔵、筋肉などに届きます。

その水分が足りなくなるといろいろな組織に異常が起こります。

日常生活で疲労が慢性的に溜まると、いろんな組織に炭酸ガスや老廃物等の毒素が蓄積します。

それらが蓄積しすぎると、全身の循環が悪くなり、組織間にたくさん存在している受容器と言われるセンサーの役割をしているものが興奮状態になります。

そうなると体に痛みや違和感、疲労感を感じます。

自律神経は背骨の周りに多く存在します。
その背骨の部分には、脳と脊髄を循環している脳脊髄液が流れてます。

頭蓋骨はその液を循環させるために1～2ミリ程度動いています。

ですが、ストレスなどで、その動きがなくなることで脊髄液が循環しなくなります。

その結果、背骨の自律神経の部分に老廃物が溜まり圧迫され自律神経にストレスが掛かり、乱れが起こります。

・体中に溜まっている老廃物を排出できる
・血流がよくなる
・筋肉が柔らかくなる
・内臓の調子が上がる
・自律神経が整う

皮膚にくっつけたカップの空気を減らした状態にすることで、毛細血管内のドロドロとした汚れた血液（瘀血：おけつ）を皮膚の表面に引っ張り上げます。

瘀血（おけつ）は、炎症反応や悪性物質の原因となる物質のもとです。

なお、ラジオ波で血流を促進させて筋肉が緩んでる状態で行うと瘀血（おけつ）の吸い上げる量が増え、効率的に瘀血（おけつ）を取り除き、体の外に排出して血流を良くしていくことができます。

皮膚を吸い上げている状態でカップを動かし、癒着を剥がしながら毛細血管内に溜まっている老廃物を含んだ瘀血（おけつ）を吸い上げて血流を促進します。

その際、いわゆる【筋膜リリース】と言われる皮膚、筋肉、筋膜の癒着を剥がしていきます。

同時にラジオ波をあてることで、より効率的に癒着を剥がせるようになります。

癒着が剥がれていくと筋肉が柔らかくなり体の動きが良くなります。そして瘀血（おけつ）を流して老廃物を取り除きます。

その結果、体をスッキリさせる効果が期待できます。

オイルマッサージでカッピングにより引っ張り上げた血液を流していきます。

そして、脂肪燃焼・代謝向上の手技も用いてボディメイクも行います。

自律神経を整え、リラックスしたことで血管が拡張して全身に血液が循環します。

その状態で腸温活（お腹のカッピング＋オイルマッサージ）を行うことでより全身に血液が循環し、自律神経の改善や免疫力向上、新陳代謝向上などが期待できます。

体の怠さや疲労感を取り、疲労回復を促していきます。

スライドカッピングを混ぜることで筋肉の動かしやすさを出しながら、トレーニングを行いますので、全身のコンディショニングケアが行なえます。

カッサは、プレート上に加工したカッサ板を使用し、肌を擦っていきます。体内に溜まった毒素や老廃物の排出や血流促進を行います。

老廃物や毒素の蓄積は、血流を阻害し、毛細血管内に毒素や老廃物を溜め込みます。

そうなると、毛細血管はぼろぼろになり、細胞に栄養が届かなくなり弱っていきます。

毛細血管や臓器の微小血管網に血液が滞留し、血流が阻害されている状態のことです。

一度滞留した瘀血（おけつ）は自然には流れにくく、酸素や栄養といった細胞には欠かせないものが届かなくなり、痛みや体調不良、自律神経の乱れ、病気といったことを引き起こします。

当院のカッサ療法は、この瘀血を排出し血流を正常化します。
瘀血（おけつ）が原因で抱えていた悩みを根本から改善していきます。

患者さんに合わせて、マッサージオイルや漢方オイルを使用しながらカッサを行います。

施術を受けている感覚として気持ちいいと感じたり、体の不調を抱えている人は痛みを感じる場合もあります。

その場合、赤く色が残りますが3〜7日で血液が循環して元に戻ります。
痛みが残ることもありません。

更に他の施術を組み合わせて、体質や自律神経の改善、姿勢や運動機能改善にも活用することができます。