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2023年12月5日
靴とインソールが歪みを正す『鍵』になる
クオリア整骨院、院長の伊野です。
普段の生活の中で履いている靴はこだわって選んでいますか?
こだわっている人は何を注視して選んでいますか?
靴選びをしていく上で多くの方がこだわっている部分にデザインと履きやすさではないかと思います。もちろんカッコよく、可愛くなどの見た目もオシャレとして選ぶ基準かと思います。僕もそのように選ぶ瞬間もありますがしっかりと足を守るという本来の役割をもった靴を持っておくことも大切です。
《靴選びの3つのポイント》
①かかとが硬い
②ねじりずらい
③つま先だけが曲がる
一つ目のかかとが硬いかどうかですが一番大切です。下腿と足を連結してる部分の歪みが起きて、膝や股関節への負担が増します。靴のかかとを踏み潰してはけてしまうのは一番注意しなければなりません。
二つ目のねじりずらいかどうかは足の骨格を崩しやすくなります。在るべき形で形成せれている骨格だからこそ足の指が使いやすく、土踏まずを形成し、負担なく体を支えられているわけです。
三つ目のつま先だけが曲がるかどうかですが、本来可動する関節と可動しない関節があります。その体の構造に合わせるとつま先だけが曲がるようになってるんですがそうでない靴で長時間動くと可動しない関節側に大きな負担がかかり痛めたりします。
実際に外反母趾や浮き指、足底筋膜炎、膝や股関節の痛み、反り腰、猫背などにも広い範囲で影響を及ぼしていることが多くあります。
《サイズが本当にあっていますか?》
靴を買う際にちゃんとサイズを把握して買っている人とそうでない人がいます。わかって買ってますという人でも患者さんで足のサイズを測ってみて靴を見てみると違うという人がいました。ちゃんと測ってもらって買っているのにも関わらず違う人もいます。
それはなぜか?
①長さがあっていても横幅があっていない
②足のサイズよりも0,5㎝あえて大きくしている
③測り方の問題
一つ目の問題はウィズサイズという横幅も靴には細かくサイズがあります。だからこそ、その場ではそんな違和感がなくても履いていくと合わないことに気づくことが人によってはたまにあると思います。大きいサイズは足の形を崩し横幅そのものが広がってしまう人はいます。それは足の骨格が崩れてしまっている証拠です。
二つ目の問題は余裕を持ってサイズを選んでしまっている人です。靴は捨て寸と言って、25㎝の靴は実際には25,5㎝のサイズになっていたりするので少し余裕を持たせたサイズにすると1㎝以上のサイズ差を出してしまいます。
三つ目の問題は座って測ってしまっていることです。体重が乗っかった状態とそうでない状態だと違いが大きく出る人もいます。
だからこそ、正しくサイズを測る必要があります。そのせいで将来的に歪みが生じて、本来防げたことが起こってしまいます。僕も昔は気にしたことがありませんでしたがちゃんと測ってサイズがぴったりの靴を履くと履きやすさや動きの心地が違います。
《インソールの必要性》
これも非常に大切です。インソールも靴の一部です。これ無くして靴は完成しません!
インソールも今では様々な種類があります。オーダーメイドで足を測定してから作り始めるものもあります。実は測ってから一から作る必要はありません。むしろ、そうしないほうが良い場合もあります。
こちらは当院で提供しているインソールになります。フォームソティックスという、世界的な医療用のインソールです。日本には存在しませんが耳鼻科や眼科のように世界には足科という足の専門的な医者の足病医という人たちがいます。日本では認定院でのみ処方できるインソールになります。
足病医が今までたくさんの足で悩まれている人を見てきた中で作られたインソールです。エビデンスもしっかりとある中でしっかりと矯正をして改善していくために考案されています。
当院でも足の悩みから体全体の改善のためのアイテムとしてインソール✖️整体✖️トレーニングを行って痛みの改善や姿勢の改善を行っています。
踵の歪み、縦アーチの沈み、横アーチの沈み、足指の浮き、歩行時の足裏軌道、立っている際に足裏のバランスなど人によって必要な矯正部分は変わりますが1つもこぼさず大切です。
実際に最近来た患者さんで抱えていた悩みですと「足裏の痛み」「ランニング障害」「腰痛、下肢の痺れ」「足のむくみ」「外反母趾、足指の痺れ」などのあります。
本日も新規の患者さんで10年前にぎっくり腰になり、様々な治療院でケアをされてきたようですがその場しのぎになっていて治らず4年前には、腰椎椎間板ヘルニア・腰椎すべり症とも診断されて困っていたようです。
今まで治療されていましたが痛みの部位へのアプローチのみでその他の部分には手をつけられていないと言っていました。
姿勢チェック、足圧測定で重心や歩行時の動作チェックをした所、明らかに足元からの歪みを起こしていて骨格や筋肉のバランスを崩していた状態でした。その状態だと日常生活の中で動作が繰り返し腰に負担をかけ続けるのにも当たり前でした。
施術では、足元から肩周りまで全体的に崩れた骨格と凝り固まった筋肉を緩めて、生活の中での痛みの出る動作をチェックして使うべき関節や筋肉を使えるように動作を覚えてもらいました。実際に正しい動作で動かしてもらうと痛みもあまり気にせず動作ができていました。
施術したからこそ動作がしやすくなりましたが、最初は意識して生活の中で生まれる負担を減らして自分自身で元に戻さないように心がけてもらいます。
最終的には、弱点部位のトレーニングを行なって自然と姿勢や動作が取れるようにします。さらに長年蓄積している疲労はラジオ波やカッピングでしっかりと取り除き、メンテナンスしていければ理想です。
船橋市内にもたくさんの治療院がありますがなかなか治らず当院に紹介を受けて来られる方が多くいます。少しでも多くの方の助けになればと思います。
話を戻しますが体の違和感や姿勢の歪みなどは体の土台となる足元から影響を受けていることが多くあります。だからこそ、靴やインソールにこだわりを持ち改善もそうですが悪くならない工夫も大切です。痛いからだけではなく、そうならない予防として活用をしてみることも大切です。
いつでもご相談ください!また、健康的に過ごすための情報を発信しますので!